コラム

【新しい日本の教育】出口汪が解説します!
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出口 汪
論理力
読解力
言語
受験
入試
共通テスト
高校生
話す力
聞く力
コミュニケーション

センター試験がなくなって共通テストになった・・・というところばかり意識して今後どうなるんだろうと思われているかもしれないですが、一番大きいのは学習指導要領の改訂なのです

お子さんの教科書をご覧になったことはありますか。
共通テストの問題をご覧になったことありますか。
皆さんが思っている以上に、今大きく教育は変わろうとしています。

科目として「論理国語」が登場

実は小学校・中学校・高校と12年に一度の全面改訂が行われました。当然、教科書も変わり、高校の場合はゴール科目として論理国語が新科目として登場します。
僕が40年近く前に国語は論理だと言うと、全ての先生が「なんてばかなことを言うんだ」と反対しました。
国語は、センスだとか、たくさん本を読んで問題解けば何とかなるとか、先生によって考え方が違う、あるいは数学のように明確に一つの答えを出すことができないと言われていました。
しかし、僕は論理だから決まった読み方、解き方があるし、明確に答えは一つになるんだ、こう言ってきました。
論理エンジンあるいは論理エンジンスパイラルを採用した学校は全ての先生が僕の考え方に従って論理的に子供たちを教えていく。これが既に学校で250校以上、塾だと200教室以上とかなり広がってきました。そういった中で「論理国語」という科目名が登場したということは、国語が論理だと国の方針として決まったことになります。
それはすごく大きいと思います。ただ、残念なことに今は「論理国語」と「文学国語」、どちらかを選びなさいとなっています。僕は、高1で論理国語をやり、高2・高3で選択科目にすべきだと思っています。そこが今後どうなるか着目すべきところです。
改革はまだ入り口で、どんどん変わってきます。

小学校の教科書にある4技能

そのような中で一度、ぜひ小学校の教科書をごらんになってください。
国語の教科書、算数の教科書は我々が習った教科書と全然違います。国語の教科書は、名文が並んでいるだけだった。だから読んで鑑賞することが中心でした。
ところが今の小学校の教科書は必ずサブタイトルが付いています。
「話す」「聞く」「読む」「書く」
日本語における4技能です。小学校の教科書だから論理という言葉を使ってないけれど、ゴール科目が高校で論理国語なのです。そのゴールに合わせて小学校から改訂してきたのです。では、4技能とは何かと言うと「論理力」なのです。
論理的に読んで論理的に考えて頭の中で論理的に整理をして論理的に話し、書く。このことが最後の論理国語までつながってきて論理的に考え、話し、書き、コミュニケーションできる大人になるように教育していこうという明確なものが見えているのです。

この方向でさらに新学習指導要領「論理国語」を学んだ子供たちが受験をするころに、また大きな改革があるというふうに僕は考えています。出口式の国語というのは、単に文書を読むのではなく、論理力を鍛えてしっかり養成します。既に出口式の教育は、学習指導要領を先取りした形になっています。

さいごに

新しい時代に向けて教育は変わっています。学習指導要領も変わりました。教科書も変わりました。そのことを知らずに我々が受けた古いイメージで子供の教育を考えていてはいけません。

ぜひお子さんがどんなことを習っているのか、教科書を見てみてください。

論理教育の第一人者出口汪が執筆した問題集、また「論理エンジン」のメソッドを全国どこからでも受講できるよう、幼児童向けに開発された「論理アカデミー」もぜひチェックしてみてください!

・多くの学校で採用されている「論理エンジン」「論理エンジンスパイラル」
・出口式の教育をどこにいても受けらる「論理アカデミー」

引用:出口汪の学びチャンネル

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