社会が学生に期待する能力とは
2018年に日本経済団体連合会(経団連)が実施した「2018年度 新卒採用に関するアンケート」の結果によると、選考にあたって特に重視した点の1位は「コミュニケーション能力」で、16年連続で1位にランクインしました。また「論理性」「課題解決能力」も毎年上位にランクインしており、さまざまな取引先と関わるうえで「相手を正しく理解する力」「自分の考えを相手に伝える力」を重要視する企業が多いということを表しています。
『論理エンジン』シリーズで学ぶメソッドを、ビジネスの現場で使える具体的なスキルに結びつける講座がついに開講します!
ビジネスの現場では、メールでのやり取りや顧客への提案、社内での報告や会議、企画書の提出やプレゼンテーション等、言葉によるコミュニケーションが欠かせません。具体的には、「相手が言ったことや資料の内容を理解する」「自分の考えを組み立て、相手に分かりやすく説明する」といったスキルであり、その基盤となる能力が「論理力読解力」「論理的思考力」「論理的表現力」なのです。
2018年に日本経済団体連合会(経団連)が実施した「2018年度 新卒採用に関するアンケート」の結果によると、選考にあたって特に重視した点の1位は「コミュニケーション能力」で、16年連続で1位にランクインしました。また「論理性」「課題解決能力」も毎年上位にランクインしており、さまざまな取引先と関わるうえで「相手を正しく理解する力」「自分の考えを相手に伝える力」を重要視する企業が多いということを表しています。
しかし、2019年12月3日に経済協力開発機構(OECD)から公表された2018年実施の学習到達度調査(PISA)の結果によると、日本の15歳(高校1年生)の「読解力」の国際順位は前回2015年の結果8位から後退し15位という結果となり、2回連続で低下となりました。このことは、日本が学校教育において子どもたちの「読解力」を伸ばすことができていないということを表しています。「読解力」は、相手の伝えたいことやニーズを的確に理解するために欠かせない能力であり、卒業した学生たちを受け入れる企業側の期待とのミスマッチが生じていることがわかります。
『出口式論理力養成講座』は、多くの学校や塾で採用され成績を伸ばすことで定評のある『論理エンジン』のメソッドにより、実際の仕事の現場で必要となる「資料の読み取り」「文章の組み立て」「ビジネス文書の作成」といったスキルが身につく講座です。