本コラムについて
みなさん、こんにちは。出口汪です。
本コラムでは、まず論理力を身につける時期について、そしてその具体的な方法について、の2回の連載でお届けいたします!
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Vo.1 人生の中で論理力を身につける時期(本コラム)
Vo.2 論理力を身につける具体的な方法
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今回は幼児から大人まで、論理力の学びの場を提供する案内をしたいと思っています。
まず、論理力を身につける時期について、そしてその具体的な方法について、の全2回の連載でお届けいたします!
みなさん、こんにちは。出口汪です。
本コラムでは、まず論理力を身につける時期について、そしてその具体的な方法について、の2回の連載でお届けいたします!
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Vo.1 人生の中で論理力を身につける時期(本コラム)
Vo.2 論理力を身につける具体的な方法
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論理力を身につけないと論理的に文章を読むことができない、論理的に考えることができない、話すことができない、書くことができないということをずっとお伝えしてきました。
では、具体的にどうすればよいのかお話していきます。
子供の脳は6歳までで80%できあがる。では、どうの育てたらよいのか考えたならば、言語をどのように子どもに学ばせていくのか、ということが重要です。
論理的に読むことによって、頭の中で論理的に整理ができます。整理ができるから記憶することができる、考えることができる、論理的に話す書くことができる。
これを幼児期から当たり前のように訓練すれば、自然とそういう脳になって、記憶するのではなく、身につく(習熟)のです。
我々は日本語を話すとき、考えなくても自然と言葉は出てきますよね。これは習熟している=身についているからです。
身につけるためにはある期間、訓練が必要です。だから2歳3歳4歳、どこかでそれを始めることによって、言語の使い方ができ、そのような脳として育っていきます。
中学高校で始めると、当然学力がつきます。学力というのは、国語という科目の現代文という分野の点数が上がる、そんなことではありません。
多くの子どもたちは何となく文章を読み、多くの情報が何となく頭の中に入ってきて、それが整理されないままなんとなく分かった気になります。
それでも選択肢があれば何となく選択し、記述問題でも何となく文中の言葉を抜き出してつなげて点を取っている。点数はとれても、何となく・・でわかっていないのです。
中学・高校のどこかでしっかりと論理的な読解力を身につけることによって、国語だけでなく、あらゆる科目の成績が伸びていき、さらに論理的に話す書くことができるようになります。
これが推薦入試の面接集団討論、そして小論文へとつながっていくのです。
大学では論文を書く機会が多いです。論理的な読解力がついていないと、論文の読み書きの4年間を無駄にしてしまうことになります。
そして社会人。もし論理的に話すことができたら、周りからの評価が高くなります。
あの人の話は分かりやすい、あの人は非常に明晰な頭脳を持っている、打ち合わせでも会議でもあの人が言えばみんな納得する、あるいはコミュニケーション、さらにプレゼンテーション、そして講演などでも活躍できます。
あるいは家族や恋人同士のけんかが減ります。自分の考えたこと気持ちをいつでも的確に言語化できるからです。
文書の要点を論理的に整理できるから理解し考えることができ教養が身につくのです。
そして今、論理的に書くことがより大事になっています。電子メール、Facebook、X(旧:Twitter)、LINEなどは、活字と同じ。誰が読んでいるかわからない不特定多数に向けて論理的に文章を書くことができる人間が成功するのです。
しかも、人生100年時代です。昔だったら、50歳が定年。大学卒までの勉強で50歳まで持ったかもしれない。今100までもたない。しかも、世の中が大きく変わっているから学び直しができないと、社会人としても恐らく活躍することが難しい。
ならば、人生のどこかで論理を身につけて、人生を変えて欲しいと本気で思っています。
そんな学びの環境をつくりたいと思っているのです。
次回は、具体的にどのように論理力を身につけるにはどうしたらよいか。論理力を効果的に身につける現代に合わせた学びの環境について紹介します!!