コラム

国語は勉強の仕方がすべて!~偏差値20アップ!~
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出口 汪
論理力
受験
現代文
国語

受験にも役立つ、現代文あるいは国語の勉強の仕方についてお話したいと思います!

受験にも役立つ現代文、国語の勉強の仕方

みなさん、こんにちは出口汪です。
力がついてくると自然と文章の要点が見えてくるあるいは論理がわかる。さらには先を読まなくても予測することができる。

現代文あるいは国語の勉強の仕方について、受験にも役立ちますのでお話したいと思います。
国語の勉強現代語の勉強というのは、2つのポイントがあります。

ポイント1:どのように問題文を読んでどのように解くのかを理解する

まず、1つ目。
どのように問題文を読んでどのように解くのか、そのことをしっかりと理解すること。

つまりなんとなく文章を読んだり、あるいは本をたくさん読んでセンスが良くなる、感覚が磨かれるという考えではなく、文章を論理的に読み、頭の中で論理的に整理をし、そして設問に対して筋道、つまり論理的に答えていく。スポーツでいえば、これはフォームを固めることなのです。

でも、ただフォームを固めるだけで力がつくわけではありません。例えば、プロ野球で言うならば、キャンプに入ってフォームをしっかり固める。その後に打ち込み練習・投げ込み練習をやる。これがなかったら試合では通用しない。この2つをやることで、パフォーマンスがよくなるのです。

さあ、では国語現代文はどうしたらいいのか。
まずはフォームを固めること。現代文というのはどういう科目なのか、論理とはどういうものなのか、論理的に読むとはどういうことか、論理的に解くとはどういうことなのかをしっかりと理解することが大事なのです。
僕の本だとフォームを固めるものは・・・
システム現代文のこれはベーシック編・バイブル編、中学生ならシステム中学国語の論理入門編や論理完成編。
一回やってみて、次に頭の中で僕の説明を再現してみる。うまく再現できないところがなんとなくわかっているようではわかってないところ。

丁寧にフォームを固めて、その後で量をこなして足腰を鍛えるのです。
フォームが固まってないうちに量をこなせば、間違ったフォームで固まってしまいます。つまり、間違った文章の読み方、頭の使い方、あるいは解き方をしてしまう。それが癖になってしまう。

ポイント2:量をこなして鍛える

次に今度は足腰を鍛える。皆さん文章を自分で読むということをあまりやってないのです。教科書も自分で読むのではなく、先生の説明をうのみにして、定期試験ではそれを答えているだけ。問題集をやっても解説を自分で読んで理解できていないのです。
だから途中で挫折してしまう。

そこで僕は音声講座をやっています。予備校だったら4~5万円かかる講座を1,000円で受けることができます。
テキストは僕の参考書、問題集。これを使えば、より確実に理解して量をこなしていくことができると思います。特に量をこなすというのは、レベル別問題集シリーズ。これは高校生用と中学生用があり、これが適しています。
あるいはシステム現代文シリーズの私大演習編、記述論述対策編あるいはシステム中学国語の難関私大編、公立高校編。さらに論理でわかる現代文シリーズ、数多くあるので、自分の好きなもので好きなレベルで確実に力がつくまでやってほしい。

力がついたかわからない

力がついたのか・・自分ではよく分からない方がいるようです。そういうときは・・・

力がついたかわからないときはどうすべきか

よく皆さんから「自分に力がついたかどうかわからない」と質問を受けます。そういうときはあまり力がついていなのです。力がついてきたら、文書を読むとき、自然と要点が見えてくるあるいは論理がわかる。さらには先を読まなくても予測することができるということで、模擬試験の点数が上がる上がらないにかかわらず、自分の中で手応えを感じることができるようになります。

設問を解くときにおのずと答えが見えてきたなと感じるまで、量こなしてほしいのです。
自分の中で実感が持てない、力がついたが、ついていないかよくわからないというようなときはまだ量が足りないのです。

時間内に解けない

時間内に解けないときは、いくつか原因があります。

時間内に解けないときはどうすべきか

また、もう一つよくあるのは、時間内に解けない。
どうやったら速く読み解くことができるのか・・。フォーム固めのときには当然、時間内には解けません。
今まで何となく文章を読んで、何となく解いてきたので時間内に解けた。でも論理を追いたいが、うまく論理が追えない、あるいは設問を解く時に文中の根拠をうまくつかめないので時間内に解けません。これはしっかりとフォームを固めるだけではダメで、やはりある一定の量をこなすことによって活字慣れをしていく、素早く要点をつかめるようになる。さらに設問を解くときにおのずと答えが見えてくるのです。

だから時間内に解けないというときには量をこなす。

そのときに文章を読むのに時間がかかるのか、設問を解くのに時間がかかるのか、考えた方がよいです。文書を読むときに時間かかる人は文章をしっかりと論理を追うことによって要点をまだつかみ取れていない人。あと、やはり練習量が少なくて慣れていないということもあります。

それに対して設問を解くのに時間がかかる。

これはいろいろな可能性があります。マークで迷って時間がかかるのか、あるいは記述でうまく書けないのか、あるいは時間配分が間違って他の問題を解くことができなかったのか。
この辺を問題を解くために分析して、自分の弱点を考え、それを対処するようにまた問題練習をしていきます。

こういうようにただ漠然と問題を解くのではなく、しっかりと今の自分の状況を理解して、それに対して戦略を立て、そして必要な対策を講じていく、こういった勉強の仕方をぜひやってほしいと思います。

引用:出口汪の学びチャンネル

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