論理エンジンスパイラル

論理エンジンスパイラルとは

言葉を獲得し成長する小学生の時期に、楽しみながら「論理」を学び習得できる唯一の教材です。

小学生の時期は、学校で「ひらがな」・「カタカナ」・「漢字」を習わせる、言語習得のためのとても大事な期間です。
この『論理エンジンスパイラル』は、小学生低学年からでも楽しんで「論理」に触れられるよう開発した教材です。

ただ単に言葉を知識として覚えるだけでなく、並行して論理的な言葉の使い方をしっかりと学ぶことで、今後必ず必要となる「論理的読解力・思考力・表現力」を飛躍的に伸ばすことができます。

論理的な読解力・思考力・表現力は、「大学入学共通テスト」や、公立中高一貫校の適性検査型入試、また全国学力調査の「国語B問題」などの問題を解くために必要不可欠な能力です。

さらに、情報を精査し、思考し、相手に分かりやすく伝える力は、大学での学びや社会人での仕事の場においても必要です。つまり、人生を生き抜く力を小学生のうちから育む教材が、この『論理エンジンスパイラル』なのです。

『論理エンジンスパイラル』のオリジナルメソッド

「イコールの関係」「対立関係」「因果関係」といった論理関係は、論理的な読解力や記述力を高めるための軸となる関係です。これらの論理関係を身につける最大のコツは、「接続語」を正しく理解し、使いこなすことができるかどうかです。本書では、まずは文と文との間に入る関係を「=」「⇔」「→・←」といった記号を用いて表すことから始めます。「接続語」は低学年の子どもに教えるには少々ハードルが高いものです。いきなり言葉であらわそうとすると、何も考えず聞いたことのある言葉をむやみやたらと使ってしまいがちです。まずは文と文の前後関係を考えて記号であらわし、その後で記号を言葉であらわす訓練をすることで、接続語の概念と正しい使い方を理解させます。

文の要点

文の要点とは、主語・述語(・目的語)であり、特に述語に強調したいポイントがきます。主語と述語を正しくとらえることは、文の要点を正しく把握・認識することにつながります。

『論理エンジンスパイラル』では、主語・述語・目的語を文法知識として理解させる前に、〇△□の形で当てはめて学習します。
色と形で直感的に主語や述語の場所を身につけさせた後、それぞれにかかる修飾語などを学習し、「言葉はすべてつながっていて、骨格となる〈要点〉と〈飾り〉とがある」という意識を持たせます。

イコールの関係

筆者の主張A=A’具体例・体験・引用・比喩など

「イコールの関係」を理解すると、説明文の読解で筆者の主張を読み取ったり、比喩表現や引用文による言い換えを見抜いたりする力が飛躍的に向上します。

はじめは「単語」レベルから、「まとめる言葉」と「くわしくする言葉」という概念を学びます。
抽象度により階層が違う『言葉のピラミッド』に単語を当てはめたり、『仲間の言葉』のカードを見つけたり、遊び感覚で出来る練習から、一文と一文との論理的関係、文章の中での論理的関係と、徐々に学習難易度を上げていきます。

対立関係

筆者の主張A⇔B対立するもの・比較するもの

筆者は、主張を際立たせるために、あえてそれとは反対のものを持ち出して比較することで、よりわかりやすくすることがあります。比べることによって「言いたいこと」を強めるのが対立関係です。

対立関係も、はじめは「単語」レベルで「反対の意味の言葉」を探す訓練から始めます。そして、徐々に文章を長くしていき、文章の中での対比、対立関係を見抜けるようにしていきます。

因果関係

A→B(AがあったからBが起こった)
B←A(Bが起こったのはAがあったからだ)

因果関係とは、「原因と結果」を示す関係のことです。
因果関係の力は、入試において年々比重を増している小論文などで、自分の主張をしっかり表現するための必須能力です。
欧米では、自分の意見(主張)の後に「because」と必ず「理由」をつけます。
この力を身につけることができるようになれば、論理的な表現力、記述力が飛躍的にアップします。

論理エンジンスパイラルシリーズの全体像

論理エンジンスパイラル1-①

ステップ 1 なかまのことば
ステップ 2 まとめることば
ステップ 3 ことばのせいり
ステップ 4 はんたいのことば
ステップ 5 どんなようすかな?①
ステップ 6 どんなようすかな?②
ステップ 7 「どうする」①
ステップ 8 「どうする」②
ステップ 9 「だれが・なにが」
ステップ10 「だれが・なにが」→「どうする」
ステップ11 文をかいてみよう
ステップ12 「だれが」「どうする」をよみとろう
ステップ13 かたちにことばをあてはめよう-「どうする」
ステップ14 かたちにことばをあてはめよう-「だれが・なにが」
ステップ15 かたちにことばをあてはめよう-「なにを」
ステップ16 「どんなだ」
ステップ17 「なんだ」
ステップ18 文のようてん①
ステップ19 文のようてん②
ステップ20 ことばを入れて文をつくろう


論理エンジンスパイラル1-②

ステップ 1 文と文のつながり①
ステップ 2 文と文のつながり②
ステップ 3 つなぎことば①
ステップ 4 つなぎことば②
ステップ 5 つなぎことば③
ステップ 6 文しょうのわだい
ステップ 7 せつめいしよう
ステップ 8 文しょうをよむ①
ステップ 9 文しょうをよむ②
ステップ10 いつどこで
ステップ11 気もちやもののようすをあらわすことば
ステップ12 気もちをよみとろう①
ステップ13 気もちをよみとろう②
ステップ14 ものがたりのじゅんばん
ステップ15 ものがたり文①
ステップ16 ものがたり文②
ステップ17 せつめい文①
ステップ18 せつめい文②
ステップ19 まとめのもんだい①

論理エンジンスパイラル2-①

ステップ 1 なかまのことば
ステップ 2 ことばのせい理
ステップ 3 はんたいのことば
ステップ 4 ことばのつながり ①
ステップ 5 ことばのつながり ②
ステップ 6 しゅ語とじゅつ語
ステップ 7 目てき語
ステップ 8 文のよう点 ①
ステップ 9 文のよう点 ②
ステップ10 文のよう点 ③
ステップ11 文のようやく ①
ステップ12 文のようやく ②
ステップ13 こそあどことば ①
ステップ14 こそあどことば ②
ステップ15 ことばの形をかえてみよう ①
ステップ16 ことばの形をかえてみよう ②
ステップ17 ことばの形をかえてみよう ③
ステップ18 ことばの形をかえてみよう ④
ステップ19 ことばとことばをつなごう ①
ステップ20 ことばとことばをつなごう ②


論理エンジンスパイラル2-②

ステップ 1 文と文のつながり ①
ステップ 2 文と文のつながり ②
ステップ 3 つなぎことば ①
ステップ 4 つなぎことば ②
ステップ 5 文のならべかえ
ステップ 6 文しょうの話だい
ステップ 7 いつ、どこで
ステップ 8 気もちやもののようすをあらわすことば
ステップ 9 ことばから気もちを読みとる
ステップ10 うごきから気もちを読みとる
ステップ11 話のじゅん番を考える
ステップ12 ものがたり文 ①
ステップ13 ものがたり文 ②
ステップ14 せつ明文 ①
ステップ15 せつ明文 ②
ステップ16 詩を読む
ステップ17 いけんと理ゆうを書く ①
ステップ18 いけんと理ゆうを書く ②
ステップ19 まとめのもんだい ①
ステップ20 まとめのもんだい ②


論理エンジンスパイラル3-①

ステップ 1 まとめる言葉と具体れい
ステップ 2 言葉で整理する
ステップ 3 対立する言葉 ①
ステップ 4 対立する言葉 ②
ステップ 5 主語とじゅつ語
ステップ 6 主語・じゅつ語・目てき語 ①
ステップ 7 主語・じゅつ語・目てき語 ②
ステップ 8 主語のない文
ステップ 9 文のようやく ①
ステップ10 文のようやく ②
ステップ11 言葉のつながり ①
ステップ12 言葉のつながり ②
ステップ13 言葉のつながり ③
ステップ14 作文のきそ
ステップ15 文を書きかえよう ①
ステップ16 文を書きかえよう ②
ステップ17 文を書きかえよう ③
ステップ18 こそあど言葉
ステップ19 言葉の形をかえてみよう
ステップ20 言葉と言葉をつなごう

論理エンジンスパイラル3-②

ステップ 1 つなぎ言葉 ①
ステップ 2 つなぎ言葉 ②
ステップ 3 つなぎ言葉 ③
ステップ 4 つなぎ言葉 ④
ステップ 5 先を予そくする
ステップ 6 文章の話題
ステップ 7 具体例で説明する(イコールの関係)
ステップ 8 意見を強める(対立関係)
ステップ 9 理由を考える(因果関係)
ステップ10 ようやくのきそ
ステップ11 セリフと動作から気持ちを読み取る
ステップ12 まわりのようすから気持ちを読み取る
ステップ13 物語文 ①
ステップ14 物語文 ②
ステップ15 説明文 ①
ステップ16 説明文 ②
ステップ17 詩を読む
ステップ18 意見と理由 ①
ステップ19 意見と理由 ②
ステップ20 まとめの問題 ①②

論理エンジンスパイラル4ー①

ステップ 1 まとめる言葉とくわしくする言葉
ステップ 2 対立する言葉
ステップ 3 言葉の整理
ステップ 4 主語と述語
ステップ 5 主語・述語・目的語
ステップ 6 助動詞
ステップ 7 助詞
ステップ 8 助動詞と助詞
ステップ 9 言葉のつながり ①
ステップ10 言葉のつながり ②
ステップ11 一文の構造
ステップ12 単文・重文・複文
ステップ13 複文の要点
ステップ14 文の作成 ①
ステップ15 文の作成 ②
ステップ16 文の書きかえ ①
ステップ17 文の書きかえ ②
ステップ18 長い一文
ステップ19 文の要約
ステップ20 指示語


論理エンジンスパイラル4-②

ステップ 1 接続語 ①
ステップ 2 接続語 ②
ステップ 3 接続語 ③
ステップ 4 先を予そくする
ステップ 5 イコールの関係 ①
ステップ 6 イコールの関係 ②
ステップ 7 対立関係 ①
ステップ 8 対立関係 ②
ステップ 9 因果関係
ステップ10 要約の基礎
ステップ11 記述式問題の基礎
ステップ12 文章の流れ
ステップ13 説明文 ①
ステップ14 説明文 ②
ステップ15 物語文 ①
ステップ16 物語文 ②
ステップ17 詩の読解
ステップ18 意見と理由 ①(ロジカルライティング)
ステップ19 意見と理由 ②(ディベートの基礎)
ステップ20 まとめの問題①、②


論理エンジンスパイラル5-①

ステップ 1 言葉の整理 ①
ステップ 2 言葉の整理 ②
ステップ 3 単語と文節
ステップ 4 主語・述語・目的語
ステップ 5 主語や述語になる言葉 ①
ステップ 6 主語や述語になる言葉 ②
ステップ 7 助動詞
ステップ 8 助詞
ステップ 9 言葉のつながりと修飾
ステップ10 言葉のつながりと単文・重文・複文
ステップ11 言葉のつながりと読点
ステップ12 一文の構造
ステップ13 文の作成
ステップ14 文の書きかえ
ステップ15 長い一文
ステップ16 文の要約
ステップ17 指示語
ステップ18 接続語 ①
ステップ19 接続語 ②
ステップ20 先を予測する


論理エンジンスパイラル5-②

ステップ 1 話題と筆者の主張
ステップ 2 接続語と具体例・体験
ステップ 3 接続語と引用
ステップ 4 比喩
ステップ 5 接続語と対立関係
ステップ 6 対立関係を使った文章
ステップ 7 接続語と因果関係
ステップ 8 要約問題
ステップ 9 段落と段落の論理的関係
ステップ10 整序問題
ステップ11 説明文 ①
ステップ12 説明文 ②
ステップ13 物語文 ①
ステップ14 物語文 ②
ステップ15 詩の読解
ステップ16 ロジカルライティング
ステップ17 ディベートの基礎
ステップ18 資料問題
ステップ19 思考力を鍛える問題
ステップ20 中学入試問題にチャレンジ(説明文と物語文)


論理エンジンスパイラル6-①

ステップ 1 言葉の整理
ステップ 2 言葉の単位
ステップ 3 主語・述語・目的語
ステップ 4 修飾・被修飾
ステップ 5 自立語と付属語・活用
ステップ 6 動詞・形容詞・形容動詞
ステップ 7 名詞
ステップ 8 副詞・連体詞
ステップ 9 助動詞
ステップ10 助詞
ステップ11 言葉のつながりと単文・重文・複文
ステップ12 言葉のつながりと読点の位置
ステップ13 一文の構造
ステップ14 文の作成
ステップ15 文の書きかえ
ステップ16 文の要約
ステップ17 指示語
ステップ18 接続語 ①
ステップ19 接続語 ②
ステップ20 先を予測する

論理エンジンスパイラル6-②

ステップ 1 話題と筆者の主張
ステップ 2 イコールの関係(具体例・体験・引用)
ステップ 3 イコールの関係(比喩)
ステップ 4 対立関係
ステップ 5 因果関係
ステップ 6 文章の要点
ステップ 7 要約問題
ステップ 8 段落と段落の論理的関係
ステップ 9 整序問題
ステップ10 説明文 ①
ステップ11 説明文 ②
ステップ12 物語文 ①
ステップ13 物語文 ②
ステップ14 詩の読解(韻文)
ステップ15 ロジカルライティング
ステップ16 ディベートの基礎
ステップ17 資料問題
ステップ18 思考力を鍛える問題
ステップ19 適正検査型問題にチャレンジ(説明分と物語分)
ステップ20 中学入試問題にチャレンジ