筋道を立てるということ
論理エンジンで扱う「論理」は、専門書の中にある難しい理論ではなく、日常にも存在する「物事の道すじ」です。
例えば会話では、相手に誤解なく意図を伝えるために筋道を立てて話します。これも立派な論理の働きです。
また、人は誰もが「他者」です。体験や背景は異なり、完全には分かり合えません。文章となれば、読み手は不特定多数の他者ですから、書き手は必ず筋道を組み立てなければなりません。
読み手もまた、その筋道を追うことで文章全体の見通しが立ち、要点を的確に押さえられるようになります。











