コラム

「論理」は“国語”の話?――いいえ、もっと根本のチカラなのです
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出口 汪
出口式
論理
論理エンジン

「論理」は難しそう。「国語」は感覚でやるもの――そう思っていませんか?
でも、もし“論理”がわかれば、国語はもちろん、英語も数学もグンと伸びると言ったら?
『論理エンジン』が大切にしているのは、「ものごとの筋道」を見抜く力。それは、誰もが無意識に使っている“伝わる力”の土台です。

「論理」って難しい?――いえいえ、日常の“会話”から始まっています。

「論理」と聞くと、大学の授業とか、堅苦しい本のイメージありませんか?
でも本当の「論理」は、もっとシンプルで、もっと身近。

たとえば、友達に「だからさ、昨日遅刻しちゃったんだ」と話すとき。
そこにはちゃんと、理由や順序=“筋道”があるはず。
それがすでに論理なんです。

『論理エンジン』で教えているのは、まさにこの“筋道を立てて考える力”。

「え、それだけ?」と思うかもしれませんが、
この力が身につくと――読む、書く、説明する、ぜんぶが変わります!

「他者」を意識することで、論理が生まれる。

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人は誰しも、“他者”とのコミュニケーションの中で生きています。
親でも、先生でも、親友でも、心の奥底までは完全にはわかりあえない。

だからこそ、私たちは「わかってもらうために」言葉を選び、順序立てて話そうとします。
そこに自然と生まれるのが、論理です。

そしてこの“他者意識”が、もっとも強く現れるのが「文章」。

不特定多数に向けて書かれた文章では、筆者は絶対に筋道を立てるしかない。
読み手にとっても、それを辿って読めば、内容がスーッと見えてくるようになるんです。

「論理」で読むと、現代文は“わかる教科”になる

現代文の入試問題って、モヤモヤすること、ありませんか?
「なんとなく読んだ」「なんとなく解いた」でも、意外と点が取れたり・・・。

でも、その“なんとなく”には限界があります。
選択肢問題なら雰囲気で当たることもあるけど、記述になると、ピタッと止まる。

それはつまり、「自分が何を理解したかを、うまく言語化できない」ということ。
そこに必要なのが、論理的な読み方と説明力なんです。

『論理エンジン』では、
文章を構造で捉える
要点を図式化する
考えを順序立てて言語化する

こうしたトレーニングを通じて、現代文が“センス”ではなく“技術”だってことが実感できます。

現代文だけじゃない。“論理”はすべての教科の根っこにある。

ちょっと不思議に思うかもしれませんが、
『論理エンジン』を始めて一番先に上がるのは、実は「英語」や「数学」の成績だったりします。

なぜって?
それは、すべての教科が「論理」でできているから。

英語の長文読解は、構造と論理が命。
数学の文章題も、条件を整理して筋道を立てなければ解けない。
理科や社会の記述も、正しく説明するには論理が必要。

つまり、「論理エンジンで身につく力=学びのOS」なんです。

国語はセンスじゃない。“解ける技術”がある!

「国語は感覚の教科」「センスがないと無理」という声、よく聞きます。
でも、それはただ方法を知らないだけ。

入試に出るのは、日常で出会わないような、論文スタイルの“特殊な文章”。
その読み方、解き方にはコツがあるのです。

感覚だけでは対応できない。
けれど逆に、読み方さえわかれば、誰だって“解けるようになる”のです!

評論文も、小説も、それぞれに読み取る技術がある。
そして、共通しているのが“論理を意識すること”

読むべき場所、見るべき視点、探すべき根拠がわかると、点が取れる。
そして、書けるようにもなる。

“論理力”が未来を切り拓く

大学入試では、今もこれからも“論述”がカギ。
ただ読んで解くだけでなく、「自分の言葉で説明する」ことが求められます。

そのとき必要になるのが、
✅ 情報を整理する力
✅ 本質を見抜く力
✅ 論理的に言語化する力

この3つのチカラ、まさに“論理エンジン”が鍛える力なんです。
ただの国語教材ではない。
“すべての学びを支える基礎力”をつけるプログラムなんです。

📘 読む、解く、伝える――すべてのチカラをひとつに。論理エンジンで、学びが変わる。未来が変わる。

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