ビジネス文書作成をはじめ、ネット時代に必要な論理的思考力を身につける論理力養成講座。誰が読むかわからないネット社会で、確実に自分の意図を伝えられるようになるのです。
皆さんこんにちは。出口汪です。
今日は、大学生や社会人の方々に、ぜひ知っておいていただきたい、私が開発した「論理力養成講座」をご紹介します。
この講座の源泉となっているのは、私の代表作「論理エンジン」です。「論理エンジン」は中学生・高校生向けの教材ですが、導入校の平均偏差値が10～20も上がるという驚くべき実績を上げています。
しかし、忙しい社会人の皆さんが「論理エンジン」の10冊すべてを学習するのは現実的ではありません。そこで、社会人に必要な要素を厳選し、さらに企画書作成やレポート、プレゼンテーションなどの実践的なスキルも加えて、全40講義にまとめたのが、「論理力養成講座」なのです。
この講座では、論理的思考の基礎はもちろん、1文の要点を的確に捉える、言葉の繋がりや論理関係を理解する、文章の論理構造を把握するといった、文章読解のための重要なスキルを解説します。
さらに、評論・随筆の読み方、資料分析、ビジネス文書作成など、社会人として必要な実践的なスキルも身につけることができます。
なぜ今、論理力が求められるのでしょうか。それは、私たちがネット社会で生きているからです。
ネット社会では、不特定多数に向けて文章を書く機会が増えました。しかし、感情的な文章では通用しません。冷静に考え、わかりやすく、論理的に文章を書く力が必要なのです。
例えば、自分が書いたメールが思わぬ形で拡散されるかもしれません。そのため、ネット社会では、自分の文章が誰に、どのように読まれるかを常に意識し、論理的に書くことが重要なのです。
今やほとんどの人が電子情報で文章を書くようになりました。例えば電子メールもそうですし、ブログやSNSなどのオンラインでの文章作成です。
このように、誰が見るかわからない不特定多数に向けて文章を書く時代になったのです。そのため、感情的な文章では通用しません。冷静に考え、わかりやすく、論理的に文章を書く力が必要不可欠になっているのです。
例えば、メールを特定の人に書いても、その人が他人に転送してしまう可能性があります。つまり、その文章が証拠として残される可能性があるのです。ブログやSNSの投稿も同様で、いつ誰に見られるかわかりません。
にもかかわらず、多くの人がこうした論理的な視点を持たずに、ネット上に感情的な文章を投稿してしまっているのが現状です。そのため、批判を浴びたり、思わぬ形で拡散されてしまうこともあるのです。
まさに、ネット社会では、自分の文章が誰に、どのように読まれるかを常に意識し、論理的に書くことが重要なのです。これは、街中を歩くのと同じで、相手の反応を考えながら行動しなければならないのと同じことなのです。
「日本語なんて、話せればいいんでしょ？」
そう思ったあなた、ちょっと待ってください。現代社会において、日本語力は単なるコミュニケーションツール以上の意味を持つ、いわば社会人としての「常識」なのです。
例えば、あなたは会社の部長と名刺交換をした後、その人の書いた文章を読んだとしましょう。もし、その文章に日本語の誤りが散見されたらどう思いますか？
「大したことないな」と見下してしまうかもしれません。かつては、会社の肩書きだけで尊敬の念を抱いていた時代もありました。しかし、現代では、文章力こそが、その人の能力や教養を測る一つのバロメーターになりつつあるのです。
悲しいかな、多くの人は自分の文章の誤りに気づいていません。
指摘されることもなく、間違った日本語で書き続け、いつまでもそのことに気づかないまま。結果、周囲からは「あの人はできない」と陰口を叩かれることもあるかもしれません。
しかし、安心してください。ほんの少しの時間さえあれば、正しい日本語の使い方を学ぶことができます。そして、その知識は一生あなたを支えてくれるでしょう。
現代社会において、日本語力は、どの時代よりも重要性を増しています。しかし、その自覚を持つ人は、まだまだ少ないのが現状です。
そこで、このコラムを読んでいるあなたに、ぜひともお願いしたいことがあります。しっかりと日本語の規則を学び、論理的な思考力を身につけてください。
一緒に、正しい日本語をマスターし、豊かな社会を築きましょう。
この機会に、ぜひ「論理力養成講座」をチェックしてみてください。あなたも、自信を持って文章を書けるようになるはずです。ビジネスシーンでも役立つ、実践的な練習もご用意しています。
引用：出口汪の学びチャンネル
